状況設定問題
看護師国家試験 第110回 問237
237 / 240
A さん(37 歳、男性)は妻(40 歳、会社員)と2人暮らし。筋強直性ジストロフィー で週5回の訪問介護を利用していた。1か月前に傾眠傾向が著明となり入院して精査 した結果、睡眠時無呼吸に対して夜間のみフェイスマスクを用いた非侵襲的陽圧換気 療法が導入された。A さんは四肢遠位筋に筋萎縮と筋力低下があるが、室内の移動 は電動車椅子を操作して自力で行え、食事も準備すれば妻と同じものを摂取できる。 退院後、週1回午後に訪問看護が導入されることになった。 退院後1週、訪問看護師は A さんの鼻根部の皮膚に発赤があることに気付いた。 訪問看護師の妻への対応で適切なのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 4
「フェイスマスクのベルトは指が2本入る程度に固定しましょう」
非侵襲的陽圧換気のマスクによる鼻根部の発赤は、ベルトの締めすぎによる圧迫が主な原因です。ベルトと顔の間に指が2本入る程度のゆるみを目安に固定し、リークを防ぎつつ圧迫を軽減します。皮膚は清潔に保つ必要があるため洗わないのは誤りで、装着時間の短縮やマスク変更は医師の指示なく看護師が判断するものではありません。