状況設定問題
看護師国家試験 第115回 問212
212 / 240
A さん(78 歳、女性、要介護 1 )は夫(82 歳、要支援 1 )と 2 人で暮らしている。 高血圧症と心不全と診断され、降圧薬と利尿薬を内服し、日常生活では呼吸困難の症 hypertension heart failure 状はない。病状管理のために訪問看護を週 1 回利用している。A さんは「最近、買い 物に行くとすぐに疲れてしまい、重いものが買えない」と話し、訪問介護員の買い物 への同行を希望した。A さんの希望を受けてサービス担当者会議が開催され、訪問 介護事業所から訪問看護師に「買い物に同行するときに注意することはありますか」と 質問があった。 A さんの夫は洗濯や簡単な食事の準備、掃除、ゴミ出しをしている。長女家族 は徒歩 15 分くらいのところに住んでおり、週 2 回訪れている。訪問看護師が訪問 すると、夫から「家事をすることには慣れてきたけれど、最近、腰に痛みを感じる ことがあります」、長女から「両親はお金がかかってもサービスを使いたいと言って います」と話があった。 訪問看護師が A さんについて介護支援専門員と共有する内容で優先されるのは どれか。
正解と解説
表示する
正解 3
A さんの夫の体調
高齢夫婦のみの世帯では、介護者である夫の健康状態がそのまま在宅生活の継続を左右します。家事を担う夫に腰痛が出現していることは介護力の低下を示す重要な情報であり、サービス内容の見直しにつながるため、介護支援専門員と優先して共有すべき内容です。経済状況や清掃状況も情報としては有用ですが、緊急性と生活継続への影響では劣ります。