国家試験問題
理学療法士国家試験 第48回 問19
19 / 200
58 歳の男性。身長 164 cm、体重 88 kg。高血圧と2型糖尿病で通院していた。 空腹時血糖値の異常と急激な視力低下で緊急入院した。入院時の空腹時血糖値は 268 mg/dl、HbA1c は 12.8 % であった。入院後のインスリン投与により空腹時血 糖値は 156 mg/dl に低下した。 理学療法で正しいのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 5
1日 200 kcal を消費させる有酸素運動を指導した。
HbA1cは過去1〜2か月の平均血糖を反映する指標であり日々の理学療法の効果判定には不向きで、有酸素運動による継続的なエネルギー消費(1日約200kcal程度)がインスリン抵抗性の改善と血糖コントロールに有効である。インスリン投与直後は低血糖のリスクが高く運動開始は避けるべきで、高強度の等尺性訓練やBorg指数17(かなりきつい)の運動は血糖が不安定な急性期には負荷が過大である。