国家試験問題
理学療法士国家試験 第49回 問10
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9歳の男児。Duchenne型筋ジストロフィー。独歩は可能だが、腹部を突き出し両 肩を左右に振る動揺歩行と内反尖足とが顕著である。床からの立ち上がり動作では 登はん性起立を示し、柱などにつかまればかろうじて立ち上がることができる。上 肢に拘縮はなく、ゆっくりであるが両上肢を挙上することができる。 この時期に行う理学療法士の対応で優先度が高いのはどれか。
正解と解説
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正解 3
四つ這い移動の練習を行う。
登はん性起立がみられる時期は筋力低下が進行しつつも独歩が可能な段階であり、過用性筋力低下を避けつつ移動能力を維持するため、四つ這いなど負荷の少ない移動手段の練習を並行して行うことが優先される。この時期に漸増抵抗運動を行うと筋の変性を助長する恐れがあり、電動車椅子の提案や体幹装具の装着は独歩可能な段階では時期尚早である。