国家試験問題
作業療法士国家試験 第55回 問103
103 / 200
54 歳の男性。勤務中に突然の気分不快を訴え病院を受診し、脳梗塞による左片 麻痺にて入院となった。妻と子供との3人暮らしで家事は妻が担っていた。職業は 会社員で事務仕事を行い、会社までは電車で通勤していた。3か月が経過して、 ADL は自立し、患者は復職を希望するようになった。Brunnstrom 法ステージは 上肢III、手指II、下肢Vで病院内外の杖歩行は自立している。認知機能に明らかな 問題はない。 この時点での IADL 評価で優先すべきなのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 2
公共交通機関の利用
発症後3か月でADLが自立し復職を希望している事務職の患者にとって、通勤手段である公共交通機関の利用は復職に直結する重要なIADL項目であり、この時点で優先的に評価すべきである。買い物や食事の用意、火の始末、ベッドメイキングなどの家事動作は妻が担っていた役割であり、復職を目指す本人にとっての優先度は相対的に低い。