国家試験問題
作業療法士国家試験 第55回 問114
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24 歳の女性。統合失調症。1年前に職場の対人関係のストレスから発症した。 現在は休職し、外来通院をしている。嫌がらせをされているという被害妄想は薬物 療法により消失したが、ちょっとした周りの表情やしぐさを見て「周りの人が私の ことを言っているような気がする」という猜疑的な言動はみられている。そこで主 治医の判断により、認知機能の改善を目的に週1回、外来作業療法を利用したプロ グラムに参加することになった。 この患者の治療目的に合ったプログラムとして適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 4
SCIT-social cognition and interaction training0
SCIT(social cognition and interaction training)は、統合失調症患者の対人関係における認知の偏り(他者の意図の誤読など)を改善することを目的としたプログラムであり、猜疑的な言動がみられるこの患者の治療目的に合致する。ACTは地域における包括的な訪問支援、Empowerment approachは当事者の主体性強化、IPSは個別就労支援、WRAPは自己管理による回復プログラムであり、いずれも本症例の主目的である認知機能改善には直接対応しない。