国家試験問題
作業療法士国家試験 第55回 問107
107 / 200
42 歳の女性。多発性硬化症による両側視神経炎を伴う四肢麻痺。筋力低下が進 行し、移動には車椅子を使用している。MMT は上肢近位部で段階3、遠位部で段 階4。有痛性けいれんがある。 この患者に対する作業療法で適切なのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 3
卓上編み機でマフラーを編む。
この患者は視神経炎による視力障害と、上肢遠位部に比べ近位部の筋力低下(MMT3)が強く、有痛性けいれんもみられるため、視覚に大きく依存せず、また肩・肘など近位関節への負担が少ない作業を選ぶ必要がある。卓上編み機は台上に固定して手指主体の反復動作で行えるため、視力低下や近位筋力低下があっても比較的安全に取り組みやすい。