国家試験問題
作業療法士国家試験 第55回 問6
6 / 200
30 歳の男性。頸髄損傷完全麻痺(第6頸髄まで機能残存"。上腕三頭筋の筋力検 査を行う場面を図に示す。 代償運動が出現しないように作業療法士が最も抑制すべき運動はどれか。
正解と解説
表示する
正解 4
肩関節外旋
C6機能残存の頸髄損傷では上腕三頭筋(主にC7支配)は麻痺しているため、筋力検査時に肩関節を外旋させると重力の作用で前腕が振り出され、あたかも肘関節が伸展したかのようなトリックモーション(代償運動)が生じやすい。正確な筋力評価のためには、この肩関節外旋による代償運動を作業療法士が抑制し、純粋な肘伸展運動のみを観察する必要がある。