国家試験問題
作業療法士国家試験 第56回 問14
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50 歳の男性。アルコール依存症。大学を卒業後、就職したころから飲酒が始ま る。転勤で一人暮らしになってから飲酒量が増加し、仕事もやめ昼夜問わずに飲み 続けるようになった。その後、精神科病院を受診し入退院を繰り返す。主治医には 「酒はもうやめます」と言いながらも退院後に再飲酒していた。作業療法士には「酒 をやめたいのは本当だが、退院しても仕事が見つからないのでつい飲んでしまう。 何とかしてほしい」と話す。 この患者の心理状態として最も適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 3
両価性
「やめたいのは本当だが仕事が見つからずつい飲んでしまう」という発言は、断酒への意欲と飲酒継続への欲求が同時に存在する両価性(アンビバレンス)を示している。否認は問題自体を認めない態度、共依存は周囲の人間が本人の問題行動を支え続けてしまう関係性を指し、この事例の心理状態の説明とは異なる。