一般問題
歯科医師国家試験 第117回 問161
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舌後方部に軽度の食物残渣と「カ」行の発音の異常を認める全部床義歯装着中の 84歳の男性。4年前に脳梗塞の既往がある。発音試験において、「サ」行、「タ」行 および「パ」行は明瞭であった。 義歯の調整において考慮すべきなのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 a, e
垂直的下顎位 / 義歯床口蓋後方部の厚さ
「カ」行は軟口蓋と舌後方部で調音される軟口蓋破裂音で、その異常と舌後方部への食物残渣は義歯床口蓋後方部が厚すぎて舌との接触関係が妨げられていることを示唆します。あわせて咬合高径すなわち垂直的下顎位が不適切であれば舌房が狭くなり調音に影響します。「サ」「タ」「パ」行が明瞭であることから、前歯部の排列位置やリップサポート、S字状隆起の問題は考えにくくなります。