衛生
薬剤師国家試験 第102回 問243
243 / 345
学校薬剤師が小学校の水道水の水質検査を行った。結果は以下の通りで あった。 一般細菌 36集落/mL 大腸菌 検出されず 塩化物イオン 27mg/L 全有機炭素(TOC) 1mg/L pH値 7.0 味 異常なし 臭気 異常なし 色度 0.5度 濁度 0.1度 遊離残留塩素 0.3mg/L この水道水の水質検査に関する次の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
表示する
正解 2, 3
塩化物イオン濃度は、し尿等の混入があると値が増加する。 / 全有機炭素(TOC)の測定値は、水道水中の還元性無機イオンの影響を受けにくい。
塩化物イオンは生活排水やし尿の混入によって濃度が上昇するため水質汚染の指標の一つとなる。全有機炭素(TOC)は有機物中の炭素を燃焼酸化して測定するため、亜硝酸イオンなど還元性無機イオンによる妨害を受けにくい測定法である。一般細菌が検出されても水質基準を満たしていれば問題なく、遊離残留塩素0.3mg/Lも基準を満たしており飲用に適する。