衛生
薬剤師国家試験 第102回 問239
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40歳男性。喫煙歴 20年、気管支ぜん息の治療のためテオフィリン製剤を 服用している。最近、ぜん息症状が悪化してきたこともあり禁煙を試みたいと薬局 を訪れた。薬剤師は、ニコチンガム、ニコチンパッチ及びバレニクリン酒石酸塩錠 について情報提供を求められた。 たばこの煙と喫煙に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 3, 4
たばこの煙には、一酸化炭素や窒素酸化物が含まれている。 / 妊娠中の喫煙は、低体重児の出産のリスクを高める。
たばこの煙に含まれる多環芳香族炭化水素は主に肝臓のCYP1A2を誘導してテオフィリンの代謝を促進するため、喫煙者がテオフィリン服用中に禁煙するとCYP1A2誘導が解除され血中濃度がむしろ上昇するおそれがある。たばこの煙には一酸化炭素や窒素酸化物などの有害物質が含まれ、妊娠中の喫煙は低体重児出産のリスクを高めることが知られている。喫煙で誘導される主なCYP分子種はCYP1A2でありCYP3A4ではなく、アルコールで誘導されるCYP2E1とは異なる酵素である。