実務
薬剤師国家試験 第105回 問322
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62 歳男性。妻と死別し独居である。認知症があり、介護保険制度による要 支援 2 のサービスを受けている。前回の処方からドネペジル塩酸塩が 5 mg から 10 mg に増量になった。薬剤師が医師の指示により患者宅を訪問したところ、患者 から最近尿が出にくく、吐き気があると訴えがあった。また、 3 日前から風邪気味 のため、市販薬であるA顆粒を服用していることがわかった。 [成分・分量・用法] A顆粒 3 包中 サリチルアミド 648 mg アセトアミノフェン 360 mg プロメタジンメチレンジサリチル酸塩 32.4 mg 無水カフェイン 144 mg 成人(15 歳以上) 1 回 1 包 1 日 3 回 この薬剤師の薬学的介入に関する記述のうち、適切なのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 1, 2
ドネペジル塩酸塩の増量により、吐き気が発現している可能性があるので、処方医と対応を検討する。 / プロメタジンメチレンジサリチル酸塩の抗コリン作用による排尿障害が疑われるので、この患者にA顆粒の服用を中止するよう指導する。
ドネペジルの増量により消化器症状(吐き気)が発現している可能性があるため処方医と対応を検討するとともに、市販感冒薬に含まれる抗ヒスタミン成分プロメタジンの抗コリン作用により排尿障害(尿閉)が生じている可能性が高いため、A顆粒の服用中止を指導する。