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実務

薬剤師国家試験 第106回 問325

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震度 7 の地震が発生した。避難所では、臨時の診療所が開設されており、 薬剤師が災害救助要員として参加した。この地域では、吐き気や咽頭痛の症状と共 に微熱や悪寒がみられるというウイルス感染症が流行し始めていた。この感染症に ついて、避難者の間では SNS(Social Networking Service)などで、不正確な感 染対策の噂が広まっていた。 その後、このウイルスはノロウイルスであることが判明した。この薬剤師の感染 対策に関する対応として適切なのはどれか。2つ選べ。

正解と解説

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正解 2, 4

クロルヘキシジングルコン酸塩はノロウイルスの消毒には有効ではないと説明した。 / 床に嘔吐物が付着した場合は、塩素系漂白剤を使用して消毒するよう指示した。

ノロウイルスはエンベロープを持たないため、逆性石鹸(ベンザルコニウム塩化物)やクロルヘキシジングルコン酸塩などの通常の消毒薬では不活化できず、次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系漂白剤が有効である。したがって嘔吐物付着時は塩素系漂白剤での消毒を指示し、クロルヘキシジンは無効であると説明するのが適切であり、毒性の強いグルタラールでのうがいや引火性のあるメタノールでの手指消毒は不適切である。

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