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Certia
病態・薬物治療

薬剤師国家試験 第107回 問156

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22 歳女性。近医を受診し、以下の経過を訴えたところ、精神科を紹介され た。 「仕事が多忙で残業が続いていたある日、通勤時に電車内で突然動悸が始まり、 呼吸困難となり、今にも心臓が止まりそうになり、やっとの思いで次の駅で降りて 救急車で病院へ運ばれたが、病院に着く頃には症状はだいぶ落ちついていた。念の ため、診察を受けたが身体的には異常はなく、心電図や血液検査でも異常は認めら れなかった。 1 週間後、外出した時に、乗っていた電車の中で同じような動悸が始 まり、一緒にいた友人に手を握ってもらって何とか我慢して家までたどり着いた。 それ以来、発作が怖くて電車に乗れなくなった。電車通勤はやめて親に送り迎えを してもらい、どうにか仕事には行くことができている。」 5 この疾患の病態と治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

正解と解説

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正解 3, 4

予期不安を合併する場合が多い。 / 恐怖の対象となっている場所や状況に対する曝露療法が有効である。

症例は電車内での突然の動悸・呼吸困難・強い恐怖感といったパニック発作を繰り返しており、パニック障害が疑われる。発作を経験した状況を再び想起し不安になる予期不安を合併しやすく、恐怖の対象となる状況に段階的に慣れさせる曝露療法は回避行動の改善に有効であるため、3と4は正しい。薬物治療は症状の安定後に漸減・中止を検討するものであり、一生涯継続することが原則ではないため1は誤りである。

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