民法
司法書士試験 (多肢択一式) 2021年度 午前 第6問
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消滅時効に関する次のアからオまでの記述のうち,正しいものの組合せは,後記1か ら5までのうち,どれか。 ア 不法行為に基づく損害賠償請求権は,不法行為の時から20年間行使しないとき は,時効によって消滅する。 イ 債権は,債権者が権利を行使することができることを知った時から10年間行使し ないときは,時効によって消滅する。 ウ 確定判決によって確定した権利であって,確定の時に弁済期の到来している債権に ついては,10年より短い時効期間の定めがあるものであっても,その時効期間は, 10年となる。 エ 人の生命又は身体を害する不法行為に基づく損害賠償請求権は,被害者又はその法 定代理人が損害及び加害者を知った時から3年間行使しないときは,時効によって消 滅する。 オ 債務者は,消滅時効完成前に時効の利益を放棄することができる。
正解と解説
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正解 1
アウ
アは民法の不法行為による損害賠償請求権の消滅時効のうち客観的起算点からの期間の定めどおりで正しく、ウも確定判決等によって確定した権利は本来10年より短い時効期間の債権であっても時効期間が10年となるとする規定どおりで正しい。イは債権の主観的起算点からの時効期間が10年ではなく5年である点で誤り、エは生命身体を害する不法行為の主観的起算点からの期間が3年ではなく5年に伸長されている点で誤り。オは時効の利益はあらかじめ放棄することができないとする原則に反するため誤りである。