午前 第3問 / 70
司法書士試験 (多肢択一式) 2021年度 午前 第3問
憲法
次の対話は,内閣に関する教授と学生との対話である。教授の質問に対する次のアか らオまでの学生の解答のうち,判例の趣旨に照らし誤っているものの組合せは,後記 1から5までのうち,どれか。 教授: 内閣は,行政権の行使について,どのような責任を負いますか。 学生:ア 内閣は,行政権の行使について,国会に対し連帯して責任を負います。 教授: 衆議院で内閣不信任決議案を可決した場合には,どのような効果が生じます か。 学生:イ 衆議院で内閣不信任決議案が可決された場合には,内閣は,直ちに総辞職を しなければなりません。 教授: 内閣総理大臣の指名については,憲法上どのように定められていますか。 学生:ウ 内閣総理大臣は,国会議員の中から,国会の議決で指名されますが,衆議院 と参議院とが異なった指名の議決をした場合に,衆議院で出席議員の3分の2 以上の多数で再び指名の議決がされたときは,衆議院の議決が国会の議決とな ります。 教授: 国務大臣の任命については,憲法上どのように定められていますか。 学生:エ 内閣総理大臣が国務大臣を任命しますが,国務大臣の過半数は,国会議員の 中から選ばれなければなりません。 教授: 内閣総理大臣は,行政各部に対し指示を与える権限を有しますか。 学生:オ 内閣総理大臣は,閣議にかけて決定した方針が存在しない場合においても, 内閣の明示の意思に反しない限り,行政各部に対し,その所掌事務について一 定の方向で処理するよう指示を与える権限を有します。
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