状況設定問題
保健師国家試験 第102回 問105
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人口1万5千人の A 町。台風の影響で大雨によって大規模な水害が発生した。町 内の浸水面積は約3割であった。被害状況は床上浸水約 1,500 世帯、被災住民数は約 3,500 人で、家屋の倒壊が約 200 世帯であった。役場の1階にある保健センターも浸 水し、町内5か所に避難所と救護所とが設置された。 ボランティアの支援を受けて家屋内外の片付けも進み、災害から1か月後、避難 所に避難していた多くの住民は自宅に戻った。 自宅に戻った被災者への保健活動で適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 1
地域での巡回健康相談を行う。
災害から1か月が経過し自宅に戻った被災者は、支援の目が届きにくくなる一方で、片付け作業による疲労や生活再建のストレス、生活不活発病などの健康問題を抱えやすい時期です。保健センターも被災して来所相談が難しい状況では、保健師が地域に出向いて巡回健康相談を行い、健康ニーズを能動的に把握することが適切です。不要な外出を控えるよう促すことは生活不活発病を助長し、消毒剤の一律配布や新たなコミュニティづくりはこの時期の優先課題ではありません。