状況設定問題
保健師国家試験 第102回 問98
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A さん(21 歳、女性!。高校卒業後就職したが職場では人間関係が築けず、1つの 決められた作業に集中することはできるが、複数の仕事が重なるとパニック状態にな ってしまうため転職を繰り返した。半年前に A さんは仕事を辞め、最近は自信をな くして自室にひきこもり昼夜逆転の生活となっている。A さんのことが心配だと母 親から保健所に電話相談があった。保健師は母親に来所を勧め、面接を実施した。 A さんは保健師が紹介した医療機関を受診し、後日、A さんが自閉症スペクト ラム障害1ASD3と診断された。受診から3日後、母親が A さんと一緒に受診結果 の報告に保健所を訪れた。母親は障害と診断されたことに戸惑っている様子であっ たが、30 分ほど会話をする中で落ち着き「私がこんなに動揺していてはだめです ね。娘のことをもっと考えてあげないといけませんね」と話した。 このときの母親への助言として最も適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 5
「A さんが何に困っているかよく聞きましょう」
母親は動揺しながらも自ら娘に向き合おうという気持ちを表しており、その前向きな姿勢を支えつつ具体的な関わり方を示すことが適切です。自閉症スペクトラム障害では本人が困っている場面や苦手な状況を理解することが支援の出発点となるため、Aさんの困りごとを聞く姿勢を助言します。しっかりするようにと促したり子育てを振り返らせたりする言葉は、母親の自責感を強める恐れがあります。