状況設定問題
保健師国家試験 第102回 問101
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A ちゃん(6歳、男児!。A ちゃんは保育所に通っている。3歳児健康診査の心理 相談で療育教室への参加を勧められたが、これまで2回しか参加できておらず経過観 察の対象となっていた。就学予定の小学校で行われた就学時健康診断で、A ちゃん は常に動き回り目立つ存在であった。母親は A ちゃんについて元気過ぎる子どもと 認識している。 その後、教育委員会が主催して関係者と母親とが A ちゃんの就学先について協 議を行った結果、A ちゃんは地元の小学校の通常の学級に在籍することと、小児 専門医を受診することが決まった。受診の結果、注意欠陥多動性障害1ADHD3と 診断され定期的に受診することになった。A ちゃんは地元の小学校に入学した。 授業中、廊下の人の行き来をずっと見ていることや、前の席の児童にいたずらをし て、担任から注意を受けては教室を飛び出すことなどが続いたため、養護教諭、担 任および学年主任が参加して校内委員会を開き対応が検討された。 A ちゃんの行動上の問題への対応として、養護教諭が校内委員会に提案する内 容で最も適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 1
「席を教室の一番前にしてください」
注意欠陥多動性障害では、注意をそらす刺激を減らし教員が声をかけやすい位置に座らせるという環境調整が基本になります。席を教室の最前列にすることで廊下の人の動きが視界に入りにくくなり、担任がすぐに気づいて支援できます。時間をおいた注意は行動と結びつかず効果が乏しく、施錠やGPSの装着は行動を制限・監視するもので教育的配慮とはいえません。