状況設定問題
保健師国家試験 第107回 問55
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人口2万人の A 市。高齢化率が 34.7 % で、高齢者福祉計画では「高齢者が安心・ 安全に暮らせるまちづくり」を目標に掲げている。A 市の高齢者対策を担当するのは 高齢福祉課、市直営の地域包括支援センターと社会福祉協議会であり、実務担当者が 参加する地域ケア会議は毎月開催している。A 市では、認知症高齢者の増加と徘徊 などの問題が増えている。 A 市は、今年度から、住民が携帯電話から登録できる「安心・安全ネット」を導 入した。このシステムでは災害情報、行方不明者の情報、不審者・空き巣の発生な ど多様な情報を発信できる。システム始動から半年、「安心・安全ネット」の登録者 は住民の約2割で、毎日メールが配信され、認知症高齢者を探している内容が多 かった。 行方不明になった認知症高齢者を保護するために A 市が取り組む事業で適切な のはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 3, 4
広報誌に「安心・安全ネット」の登録方法を掲載する。 / 認知症高齢者を発見したときの連絡先をポスターで掲示する。
行方不明の認知症高齢者を早期に保護するには、情報を受け取れる住民を増やすことと、見かけた人がすぐ通報できる仕組みを周知することの両方が必要です。登録者が住民の約2割にとどまっているため広報誌での登録方法の周知が有効であり、連絡先を示したポスターの掲示は未登録の住民や事業者も発見時に協力できるようにします。認知症予防教室や家族会は意義がありますが、行方不明者の保護を直接の目的とする事業ではありません。