一般問題
医師国家試験 第109回 問354
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84歳の女性。息苦しさと発熱とを主訴に家族に伴われて無床診療所に来院した。 昨夜から元気がなかった。今朝から息苦しさと発熱とが出現したため受診した。5 年前と2年前とに脳梗塞を発症し、要介護2と認定され訪問診療と訪問介護とを受 けている。1日のほとんどを自宅内で過ごしており、排泄、入浴および着替えには 一部介助が必要である。最近は食事のときにむせることが多くなった。体温38.6°C。 脈拍104/分、整。血圧88/54mmHg。呼吸数22/分。SpO 89%(room air)。口腔 内と皮膚とは乾燥し、右前胸部にcoarse cracklesを聴取する。 まず行うべき対応として正しいのはどれか。
正解と解説
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正解 d
地域医療支援病院へ紹介する。
むせを繰り返す高齢者で発熱と右前胸部のcoarse cracklesがあり誤嚥性肺炎が疑われ、血圧88/54mmHg、SpO2 89%と全身状態が不安定です。無床診療所では酸素投与や輸液・抗菌薬による入院治療が行えないため、まず入院可能な病院へ紹介して治療を開始することが最優先されます。食事形態の指導や胃瘻の検討は急性期を脱してから行います。