一般問題
医師国家試験 第116回 問163
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56歳の男性。自宅火災があり、初期消火を行おうとしたところ顔面、両手に受 傷し救急搬送された。咽頭痛と咳嗽を訴えている。意識は清明。体温36.0°C。心 拍数124/分、整。血圧140/90mmHg。呼吸数24/分、喘鳴を聴取する。SpO 99 %(マスク6L/分 酸素投与下 。顔面および口腔に煤が付着しており、毛髪が焼け ている。胸部エックス線写真では異常を認めない。 次に行うべき検査として適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 b
気管支鏡検査
顔面と口腔内の煤の付着、鼻毛や毛髪の焼灼、咽頭痛、嗄声や喘鳴は気道熱傷を強く示唆する所見で、上気道の浮腫が進行して急速に閉塞をきたす危険があります。気管支鏡で声門から気管・気管支の粘膜の発赤や煤の付着、浮腫を直接評価することが診断上有用で、必要なら同時に気道確保へ移行できます。胸部エックス線では早期には異常が出にくいことも重要です。