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Certia
一般問題

医師国家試験 第116回 問162

162 / 400

75歳の女性。血便を主訴に来院した。半年前から時折暗赤色の血便があったが、 自然軽快するため様子をみていた。3日前から再び血便が出現したため受診した。 受診日の朝には普通便に戻っていた。既往歴に特記すべきことはなく、現在内服薬 はない。意識は清明。体温36.8°C。脈拍84/分、整。血圧116/84mmHg。呼吸数 16/分。SpO 96%(room air 。眼瞼結膜に軽度貧血を認める。腹部は平坦、軟で、 圧痛を認めない。直腸指診で異常を認めない。血液所見:赤血球345万、Hb8.6 g/dL、Ht26%、白血球7,400、血小板26万、血液生化学所見:総蛋白6.8g/dL、 アルブミン3.6g/dL、総ビリルビン0.9mg/dL、AST26U/L、ALT27U/L、LD 265U/L(基準値120〜245 、アミラーゼ65U/L(基準37〜160 、尿素窒素21 mg/dL、クレアチニン0.8mg/dL、Fe23μg/dL、フェリチン10ng/mL(基準 20〜120 、TIBC412μg/dL(基準290〜390 、血糖101mg/dL、Na142mEq/L、K 4.6mEq/L、Cl99mEq/L。CRP0.1mg/dL。便潜血検査陽性。腹部造影CT、上 部および下部消化管内視鏡検査を施行したが病変は認めなかった。 次に行う検査として適切なのはどれか。

正解と解説

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正解 d

小腸カプセル内視鏡

鉄欠乏性貧血と便潜血陽性があり、上部・下部消化管内視鏡と造影CTで出血源が同定できない状態は原因不明消化管出血(OGIB)にあたります。この場合は小腸病変を疑い、低侵襲で小腸全体を観察できる小腸カプセル内視鏡を次に行うのが標準的です。狭窄が疑われる場合には小腸造影やバルーン内視鏡を選択し、活動性出血がなければ血管造影の診断能は限られます。

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