状況設定問題
助産師国家試験 第101回 問96
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A さん(30 歳、1回経産婦!。妊娠 40 週5日。これまでの妊娠経過に異常はなかっ たが、妊娠 37 週の妊婦健康診査で B 群溶血性レンサ球菌„GBS...陽性であった。午後 10 時に A さんは電話で「午後4時くらいから不規則に子宮収縮がありましたが、午 後7時からは 15 分間隔になり、今も変わりません。生理痛のような痛みがあります。 昨日の妊婦健康診査で、子宮の出口は2cm 開いていると言われました。昨日から褐 色のおりものがありますが、破水はしていません。いきみたい感じはありません」と 落ち着いて話した。 A さんは、分娩開始後9時間で正常分娩した。分娩後、左正中側切開への縫合 術が行われた。分娩時出血量は 440 mL で、子宮収縮は良好であった。分娩5時間 後、A さんは尿意を感じ、トイレまで歩行したが尿は出なかった。体温 36.8 °C、 脈拍 78/分、血圧 138/74 mmHg。子宮底の高さは臍高で硬く触れ、流血はない。 会陰切開縫合部の腫脹と発赤はない。触診で膀胱充満がみられた。 A さんのアセスメントで適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 5
尿道括約筋が一過性の攣縮をきたしている。
分娩による児頭の圧迫や会陰切開・縫合部の疼痛により、尿意はあっても尿道括約筋が一過性に攣縮し、膀胱が充満しているのに排尿できない状態(尿閉)をきたしています。子宮底は臍高で硬く流血もないため子宮復古不全ではなく、発熱や排尿時痛がないため尿路感染も否定的です。膀胱平滑筋はむしろ弛緩・過伸展の状態にあります。