状況設定問題
助産師国家試験 第98回 問108
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A さん(35 歳、初産婦)。妊娠 41 週 0 日。身長 158cm、体重 80kg(非妊時体重 75 kg)。午後 7 時に陣痛発来し、午後 10 時に入院した。現在は 1 時間前に比べて陣痛 間欠が短縮したと自覚がある。胎児心拍数陣痛図は reassuring fetal status であった。 体温 36.6°C、脈拍 78/分、血圧 134/80mmHg。尿蛋白(-)、尿糖(-)。Seitz〈ザイ ツ〉法(!)。妊娠 40 週 3 日の妊婦健康診査で胎児推定体重 3,800g、BPD9.7cm、 AFI8.0であった。 4,032g で出生した男児。Apga〈r アプガー〉スコアは 1 分後 8 点、5 分後 9 点。 出生時に羊水混濁はなかった。 まず確認する児の異常はどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 1, 2
鎖骨骨折 / 腕神経叢麻痺
肩甲難産で娩出された巨大児では、肩甲部への牽引や圧迫によって鎖骨骨折と腕神経叢麻痺(Erb麻痺)が生じやすく、まずこの2つを確認します。鎖骨部の腫脹・轢音・Moro反射の左右差、上肢の自発運動の有無を観察します。羊水混濁がないため胎便吸引症候群は考えにくく、顔面神経麻痺は鉗子分娩、帽状腱膜下出血は吸引分娩と関連が深い異常です。