状況設定問題
助産師国家試験 第99回 問109
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Aさん(35 歳、初産婦!。妊娠 39 週4日。「赤ちゃんの動きがいつもに比べ少ない ように思う」と電話連絡を助産師が受け、来院するように説明した。Aさんは夫に付 き添われて来院した。来院時、体温 36.5 °C、脈拍 91/分、血圧 136/78 mmHg。分娩 監視装置を装着したところ胎児心拍数は 130〜140 bpm であった。内診所見は、子宮 口1cm 開大、少量の出血がみられた。入院 30 分後に胎児心拍数が 60〜70 bpm に低 下し、体位変換をしたが回復しないため、助産師は酸素投与を行った。5分後に胎児 心拍数が 120〜130 bpm に回復したため、経過観察した。30 分後に遅発性一過性徐 脈が出現したため、初めて医師に連絡をした。 その後、緊急帝王切開術が行われ、Aさんは 2,650 g の男児を出産した。Apgar 〈アプガー〉スコアは1分後1点、5分後5点。夫は医師から「赤ちゃんが生まれる 前に胎盤が先に剝がれ、赤ちゃんの具合が悪くなったので緊急手術をしました。赤 ちゃんの回復のために集中治療室のある病院へ搬送します」と説明を受けた。搬送 後に夫はうつむいて頭を抱え「何が悪かったのでしょう。自分には何ができるので しょうか」と言っている。 このときの夫への助産師の対応で最も適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 2
「今はAさんのそばについていてあげましょう」
常位胎盤早期剝離は予測が難しく、家族の自責感が生じやすい状況です。「何が悪かったのか」という問いに原因を追及させるのではなく、今できる具体的な役割を示すことが支援になります。母体のそばに付き添うという役割を提示することは、父親の無力感を和らげ、夫婦が互いに支え合う契機となるため最も適切です。