看護師国家試験 第106回 問213
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Aさん(82 歳、男性)は、介護付の有料老人ホームに入居している。10 年前まで会 社を経営していた。プロ野球や世界経済に興味があり、友人とインターネットを用い て 交 流 す る の を 楽 し み に し て い る。Parkinson〈パーキンソン〉病 で、現 在 Parkinsonʼsdisease Hoehn-Yahr〈ホーエン・ヤール〉の重症度分類でステージII。両側の上下肢の静止振 戦や動作緩慢がみられる。食事は自分の居室に運んでもらって食べている。身の回り のことは1人でできる。1人での外出も可能だが、転倒に対する恐怖が強いため1日 中室内で過ごしている。 有料老人ホームの看護師はAさんに病気の進行を予防するために運動を勧めた が、Aさんは「この病気は進行性だからいつかは動けなくなる。今、転ぶと骨折し て動けなくなるかもしれない。だから運動するのは嫌だ」と言う。Aさんは Parkinson〈パーキンソン〉病に関する情報を入手しており、病状の理解ができてい Parkinsonʼsdisease る。薬物は自己管理できている。かかりつけ医に自分から病状の説明を求めること もある。 Aさんの転倒の不安を軽減するために看護師とAさんが一緒に実施することで、 最も適切なのはどれか。
正解と解説
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転倒予防教室への参加を検討する。 / 運動の効果と転倒のリスクとを比較する。
Aさんは病状を理解し服薬も自己管理できており、転倒への恐怖が運動を避ける理由であるため、運動によって得られる効果と転倒のリスクを一緒に比較検討し、自分で納得して選択できるようにすることが有効です。また転倒予防教室への参加を一緒に検討すれば、専門職の指導のもとで安全な運動方法やバランス訓練を学べ、不安の軽減と活動性の維持につながります。