国家試験問題
理学療法士国家試験 第49回 問106
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58歳の男性。生来健康であったが、突然のめまいと歩行困難で救急搬送された。脳 梗塞の診断で理学療法が開始された。理学療法の初期評価では、めまい、眼振ととも に、右側には小脳性の運動失調、Horner 症候群および顔面の温痛覚障害がみられた。 左側には上下肢の温痛覚障害がみられたが深部感覚は保たれていた。 この患者が立位をとったところ、不安定で突進するような現象(pulsion)がみられ るために介助が必要であった。 この現象がみられる方向はどれか。
正解と解説
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正解 3
右側方
本例はWallenberg症候群(延髄外側症候群)であり、椎骨動脈や後下小脳動脈の病変により病側の小脳性運動失調、Horner症候群、顔面温痛覚障害と対側の四肢温痛覚障害を呈する。小脳・前庭系の障害により身体は病巣側である右方向へ引き寄せられるように偏倚するpulsionを示す。