国家試験問題
理学療法士国家試験 第60回 問114
114 / 200
75 歳の男性。間質性肺疾患で入院中。安静時も頻呼吸で、頸部の呼吸補助筋活 動が亢進し、吸気時の胸骨上切痕および鎖骨上窩の陥凹を認める。 この患者に対する理学療法で最も適切なのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 4
徒手的な胸郭可動域の拡大運動を行う。
間質性肺疾患では肺のコンプライアンス低下により呼吸補助筋を用いた努力性の頻呼吸を呈するため、拘束性換気障害に伴う胸郭可動性の低下を改善する徒手的な胸郭モビライゼーションが有効である。気道吸引は喀痰貯留がある場合の対症的処置であり、上肢筋力増強・吸気筋トレーニング・腹部引き込み運動は病態の中心である拘束性換気障害そのものへの対応としては優先度が低い。