国家試験問題
作業療法士国家試験 第51回 問14
14 / 200
18 歳の女子。身長 160 cm、体重 35 kg。交際していた相手から太っていると言 われ、51 kg だった体重を1年半で現在の体重まで減量した。月経は停止してい る。「まだまだ太っているのに私は意志が弱くてやせられない」と言い、体重減少が 著明となったため、精神科を受診し、入院した。 患者の評価として適切なのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 5
ボディイメージが障害されている。
やせが著明であるにもかかわらず「まだ太っている」と認識し体重減少に固執する本症例は、神経性やせ症に特徴的なボディイメージ(身体像)の障害を示している。妄想や解離性・転換性の症状、注意力障害は本症例の記述からは特に示唆されておらず、体型・体重に対する認知の歪みこそが本疾患の中核的な評価点である。