一般問題
歯科医師国家試験 第114回 問114
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76歳の女性。上顎前歯部顎堤の疼痛を主訴として来院した。半年前に上下顎義 歯を新製したが、最近になって起床時に下顎残存歯に対向する顎堤粘膜の疼痛を自 覚するようになったという。就寝中は義歯を外しており、日中の義歯使用時に疼痛 は認められない。初診時の義歯装着時の口腔内写真(別冊No. 4A と上顎顎堤の写 真(別冊No. 4B を別に示す。 まず行うべき対応はどれか。1つ選べ。


正解と解説
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正解 e
就寝時の義歯装着の指示別 冊No. 4 A、B
就寝中に義歯を外していると、下顎の残存歯が対向する上顎前歯部の顎堤粘膜を直接圧迫し、夜間の食いしばりも加わって起床時の疼痛を生じます。日中の義歯使用時に痛みがないことがこの機序を裏づけます。したがってまず就寝時にも義歯を装着して顎堤粘膜を保護するよう指示し、それでも改善しない場合に咬合調整や床粘膜面の調整を検討します。