一般問題
歯科医師国家試験 第115回 問234
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60歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。3年前に下顎義歯を装着したが、 1か月前から義歯の遠心側が食事中に浮き上がるようになったという。7は保存 不可能と診断して抜歯し、抜歯窩治癒後に義歯を新製することとした。初診時の口 腔内写真(別冊No. 18A と下顎義歯の写真(別冊No. 18B を別に示す。 新義歯製作にあたり旧義歯から改善すべきなのはどれか。3つ選べ。


正解と解説
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正解 b, c, e
4近心咬合面レストの付与 / 下顎前歯部へのスパーの付与 / 5遠心隣接面ガイドプレーンの付与別 冊No. 18 A、B
遠心遊離端義歯が食事中に浮き上がる原因は、支持と把持、着脱方向の規制が不足していることにあります。小臼歯の近心咬合面レストを付与して咬合力を歯軸方向に伝え、下顎前歯部にスパーを設けて義歯の回転と沈下を抑え、第二小臼歯遠心隣接面にガイドプレーンを付与して着脱方向を規制し維持力を高めます。ラビアルバーは下顎では通常用いず、維持腕を鋳造からワイヤーへ変更しても浮き上がりの改善にはなりません。