一般問題
歯科医師国家試験 第119回 問215
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65歳の女性。下顎右側第一大臼歯の咀嚼時痛を主訴として来院した。5年前に 治療を受け症状もなく経過していたが、1週前から咬合時に痛みがあるという。診 察の結果、再根管治療を行うこととした。初診時のエックス線画像(別冊No. 9A) と根管上部の根管充塡材除去後の口腔内写真(別冊No. 9B)を別に示す。 続いて行う近心根管の処置で留意するのはどれか。3つ選べ。


正解と解説
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正解 b, d, e
根管の作業長 / 分岐根管の有無 / 根管イスムスの存在別 冊No. 9 A、B
下顎大臼歯近心根は複雑な根管形態をとることが多く、再根管治療では正確な作業長の決定が治療成績を左右します。加えて近心頰側根管と近心舌側根管をつなぐイスムスや、根尖付近で分岐する分岐根管(側枝を含む)には器具が到達しにくく感染源が残存しやすいため、超音波や十分な化学的洗浄を併用して対応する必要があります。髄管は髄床底から根分岐部へ抜ける管で近心根管の処置における主要な留意点ではありません。