生物
薬剤師国家試験 第103回 問120
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未知タンパク質Xを分離精製し、その特性を解析した。 精製したタンパク質Xは単量体で酵素活性をもち、その活性発現には補因子を 必要としないことが判明した。次に、タンパク質Xに対する 1 種類のモノクローナ ル抗体(anti–X)をマウスを用いて作製した。タンパク質Xの酵素活性、抗体作製 及び細胞内局在の解析に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただ し、精製の過程で酵素活性が失われることはなかった。
正解と解説
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正解 2, 3
タンパク質Xの比活性*は、試料アよりも試料ウにおいて高い。 / anti–X を産生するハイブリドーマの作製には、マウス骨髄腫細胞が用いられる。
比活性は試料中の総タンパク質量あたりの目的酵素活性を表す指標であり、精製が進み夾雑タンパク質が除かれるほど上昇するため、精製後の試料ウでは粗抽出液である試料アより比活性が高くなる(選択肢2)。モノクローナル抗体を産生するハイブリドーマは、抗体産生B細胞とマウス骨髄腫細胞を融合させて作製されるため選択肢3は正しい。モノクローナル抗体は単一のエピトープのみを認識するため選択肢4は誤りである。