本文へスキップ
Certia
薬剤

薬剤師国家試験 第111回 問184

184 / 345

固体薬物を水不溶性コーティング剤で被覆することで、薬物放出を制御した徐 放性製剤が設計できる。この製剤を水に接触させると、膜を通じて製剤内部に水が 浸入し、溶解した薬物は、膜中を拡散しながら外液中に放出される(図)。 このときの膜の単位面積あたりの薬物透過速度 J は、(1)の式で表される。

正解と解説

表示する
正解 2, 5

薬物は 0 次放出される。 / 球形粒子の場合では、S は粒子半径の 2 乗に比例する。

本製剤は薬物の芯を水不溶性の放出制御膜で被覆したリザーバー型(膜制御型)製剤であり、マトリックス型ではない。放出試験中は薬物層内に固体薬物が残存し薬物層中の溶解薬物濃度が一定に保たれ、放出液中の濃度もそれに比べ十分低く一定とみなせるため、薬物放出速度は時間によらずほぼ一定となる0次放出を示す。球形粒子の場合、放出面積は粒子表面積に相当するため粒子半径の2乗に比例する。一方、固体薬物が残存する限り薬物層中の濃度は経時的にほぼ一定であり減少せず、薬物放出速度は膜厚に反比例するため、1・3・4は誤り。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。