学説試験
獣医師国家試験 第74回 学説B 問17
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犬の多包条虫症あるいはその病原体に関する記述として適切なのはどれか。
- aプレパテントピリオドは約50日間である。
- b駆虫にはプラジクアンテルが有効である。
- c虫卵の形態観察による種の同定は困難である。
- d「家畜伝染病予防法」の届出伝染病に指定されている。
- e適切な治療が遅れると致死的である。
正解と解説
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正解 3
b, c
多包条虫の駆虫にはプラジクアンテルが有効で、終宿主である犬・キツネの腸管内の成虫を駆除できる。テニア科条虫の虫卵は形態が互いに酷似しており、虫卵の観察のみで種を同定することは困難なため、糞便内抗原検査や遺伝子検査が用いられる。プレパテントピリオドは約1か月と短く、犬は終宿主として多くが無症状で経過するため致死的ではない。届出は感染症法に基づくもので、家畜伝染病予防法の届出伝染病ではない。