学説試験
獣医師国家試験 第75回 学説B 問45
175 / 210
犬の排尿障害に関する記述として適切なのはどれか。
- a上位運動ニューロン性膀胱は大きくて弛緩している。
- b下位運動ニューロン性膀胱は大きくて緊張している。
- c尿道括約筋機能不全は避妊雌での発生が多い。
- d膀胱アトニーは膀胱の過剰な拡張に続発する。
- e排尿筋・尿道協調不全(不協調)では膀胱は小さい。
正解と解説
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正解 4
c, d
尿道括約筋機能不全はエストロゲン低下と関連し、避妊した雌犬での発生が多く尿失禁の原因となる。膀胱アトニーは尿道閉塞などで膀胱が過剰に伸展し、排尿筋の緊密結合が引き伸ばされて収縮力を失うことで続発する。上位運動ニューロン性膀胱は小さく緊張して用手圧迫が困難、下位運動ニューロン性膀胱は大きく弛緩して容易に圧迫排尿できるという記述が逆であり、排尿筋・尿道協調不全では膀胱は貯留により大きくなる。