学説試験
獣医師国家試験 第76回 学説B 問44
174 / 210
犬の血管輪異常に関する記述として適当なのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 4
臨床徴候が離乳期から始まるのが特徴的である。
血管輪異常は右大動脈弓遺残などの先天性の大血管走行異常で、動脈管索とともに心基底部の食道を取り囲んで絞扼するものである。乳汁の間は通過できるため、離乳して固形食を摂り始める時期から狭窄部前方の食道拡張による吐出が始まるのが典型的である。狭窄は胸部食道(心基底部)に生じ、食道壁自体の病変ではなく、治療は外科的に絞扼している血管(動脈管索)を切断することが第一選択となる。