状況設定問題
保健師国家試験 第110回 問98
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A さん(56 歳、女性、無職)は 1 年前に職を失ってから飲酒量が増え、半年前には 多量飲酒で意識消失し大学病院に救急搬送され、アルコール依存症が疑われたが、治 療にはつながらなかった。警察署から、B 町の保健師に「B 町に住む A さんが泥酔し て公園で寝ていたところを保護している。保護したのはこの半年で 3 回目だ。A さ んは 1 人暮らしだが、B 町に姉の C さんがいるので、C さんに迎えに来てもらって いた。今回は C さんに連絡がとれないので、保健師の支援をお願いできないか。保 健師に連絡することは本人が同意している」と連絡があった。保健師は、住民基本台 帳で A さんと C さんが B 町に居住していることを確認した。 保健師が翌日に再度訪問すると、A さんは「お酒をやめられず、どうしていいか わからない」と話したため、A さんはアルコール依存症の治療プログラムを受ける 目的で入院した。退院が近づき、A さん、C さん、医師、受持ち看護師、保健師で カンファレンスを行った。A さんは「 1 人暮らしで、誰とも話さずに家でじっとし ているとお酒を飲んでしまいそう」と話した。 この状況で A さんに勧められる可能性が高いのはどれか。
正解と解説
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正解 2
自助グループへの参加
断酒会やAAなどの自助グループは、同じ問題を抱える仲間と体験を分かち合うことで孤立を防ぎ、断酒の継続を支える場です。「1人で誰とも話さずにいると飲んでしまいそう」というAさんの訴えは、まさに孤独が再飲酒の引き金になっている状態であり、退院後の継続支援として自助グループへの参加が最も適しています。運動教室や就労支援も有用ですが、依存症からの回復を直接支える資源ではありません。