一般問題
医師国家試験 第111回 問403
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65歳の男性。ふらつきを主訴に来院した。2週間前から疲れやすさと後頭部痛 とを自覚していた。2日前からふらつきも出現したため受診した。意識は清明。身 長156cm、体 重63kg。体 温36.8°C。脈 拍64/分、整。血 圧172/94mmHg。 SpO 98%;room air=。胸部の聴診でIII音とIV音とを聴取する。呼吸音に異常を認 めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知せず、血管雑音を聴取しない。下肢に浮 腫を認めない。血液所見:赤血球415万、Hb13.0g/dL、白血球8,000、血小板 19万。血液生化学所見:血糖102mg/dL、Na140mEq/L、K2.8mEq/L、Cl98 mEq/L、Ca8.4mg/dL、P4.2mg/dL。安静臥位での血漿レニン活性iPRAm0.1 ng未満/mL/時間;基準1.2〜2.5=、アルドステロン4ng/dL;基準5〜10=。 改めて確認すべき情報はどれか。
正解と解説
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正解 c
常用薬の有無
高血圧に低カリウム血症を伴いながら、血漿レニン活性もアルドステロンもともに低値であることから、鉱質コルチコイド受容体を活性化する外因性物質による偽性アルドステロン症が疑われます。甘草(グリチルリチン)を含む漢方薬や市販薬が代表的な原因で、まず常用薬の有無を確認する必要があります。原発性アルドステロン症であればアルドステロンは高値となる点が鑑別になります。