一般問題
医師国家試験 第111回 問404
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77歳の女性。自宅の玄関で倒れているところを家人に発見され、痛みで立ち上 がれないため救急車で搬入された。意識は清明。心拍数92/分、整。血圧170/100 mmHg。SpO 100%;リザーバー付マスク10L/分 酸素投与下=。右股関節を動か すと痛がる。右下肢に腫脹を認めず圧痛もはっきりしない。上肢の筋力低下を認め ない。四肢の腱反射は正常。感覚の左右差はない。いつもは200m先のコンビニ エンスストアまで杖をついて買い物に行っていたという。股関節エックス線写真 ;別冊No. 2=を別に示す。 最も考えられるのはどれか。

正解と解説
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正解 e
大腿骨近位部骨折別 冊No. 2
高齢女性が転倒して股関節痛のため起立不能となり、患側股関節の運動時痛を認めるという経過は大腿骨近位部骨折(頸部・転子部骨折)の典型です。骨粗鬆症を背景に軽微な外力で生じ、放置すると廃用が進むため早期手術が原則となります。恥骨・坐骨骨折でも歩行障害は生じますが、転倒後に立てなくなる例では第一に大腿骨近位部骨折を疑います。