一般問題
医師国家試験 第114回 問360
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39歳の女性。子宮体癌の治療を希望して受診した。6か月前から不正出血があ り、2週前に自宅近くの医療機関を受診し内膜組織診で子宮体癌〈子宮内膜癌〉と診 断された。初経は12歳。以後月経不順で、多囊胞性卵巣と診断された。35歳で結 婚し挙児を希望したが、妊娠しなかった。5年前に受けた子宮頸がん検診では異常 を指摘されていないという。家族歴に特記すべきことはない。身長155cm、体重 86kg。腟鏡診で少量の出血を認める。子宮頸部には肉眼的異常を認めない。妊娠 反応は陰性。経腟超音波検査で両側卵巣の多囊胞性腫大を認める。子宮の経腟超音 波像(別冊No. 7 を別に示す。 この患者に行うべきでない検査はどれか。

正解と解説
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正解 d
子宮卵管造影
子宮卵管造影は子宮内に造影剤を注入して卵管から腹腔内へ流出させる検査であり、子宮体癌の患者では癌細胞を腹腔内に散布する危険があるため行ってはいけません。進行度評価のための腹部CT・MRI、頸部への進展を評価する頸部細胞診、肥満と関連する耐糖能評価としての血糖測定はいずれも適切です。