必修問題
医師国家試験 第115回 問324
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68歳の男性。ふらつき感を主訴に来院した。 現病歴 : 本日起床時から、頭がふらふらする感じを自覚したため受診した。 既往歴 : 2年前に自宅近くの診療所で糖尿病と診断されたが、その後通院してい ない。 生活歴 : 長男夫婦と同居している。偏食が激しく、近所で買って来た菓子などで 不規則な食事をし、しばしば居酒屋で大量飲酒している。 現 症 : 意識は清明。身長165cm、体重70kg。体温36.2°C。脈拍104/分、 整。血圧104/64mmHg。呼吸数20/分。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。 眼振を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を 触知しない。四肢の筋力低下を認めず、四肢・体幹の運動失調を認めない。起立と 歩行に異常を認めないが両側アキレス腱の腱反射が消失している。 検査所見 : 来院時、簡易血糖測定器で測定した血糖は350mg/dLであった。 患者は「まだ糖尿病なのですかね」と話した。 医師の適切な応答はどれか。
正解と解説
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正解 d
「糖尿病についてどのようにご理解されていますか」
患者が「まだ糖尿病なのですかね」と語った場面では、まず開かれた質問で本人の病気に対する理解や受け止め方を尋ね、認識のずれを把握することが患者中心の医療につながります。叱責したり脅かしたりする言葉は信頼関係を損ね、治療中断を招きかねません。理解を確認したうえで、必要な検査や治療の説明を段階的に進めます。