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Certia
必修問題

医師国家試験 第115回 問314

314 / 400

70歳の女性。腰背部痛を主訴に来院した。1年前に右乳癌で乳房切除術を受け たが、その後肝、肺および腰椎に転移が認められていた。薬物による抗癌治療を選 択せず、通院せずに自宅での療養を希望した。1か月前から右腰背部に鈍痛を自覚 し、1週前から増強するために受診した。疼痛に対しNSAIDの投与が開始された が、疼痛で眠れないため、本日受診時に硫酸モルヒネの投与が追加された。 今後注意すべき症状に含まれないのはどれか。

正解と解説

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正解 c

下 痢

モルヒネの代表的な副作用は悪心・嘔吐、便秘、眠気で、過量では呼吸抑制をきたすため注意が必要です。便秘は耐性が形成されにくく、投与開始と同時に緩下剤を予防的に併用します。また、肝転移による黄疸や、腰椎転移による脊髄圧迫からの下肢麻痺にも注意を要しますが、下痢はモルヒネの典型的な有害事象ではありません。

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