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Certia
必修問題

医師国家試験 第115回 問318

318 / 400

84歳男性。発熱と左側胸部痛を主訴に来院した。 現病歴 : 5日前から咽頭痛と37°C前後の微熱があり、市販の感冒薬を内服した が発熱は持続していた。2日前から徐々に左側胸部の持続性の疼痛が出現した。痛 みは呼吸に伴い増悪する。今朝になって、左側胸部痛が強くなっており心配になっ て受診した。冷汗や意識消失はない。 既往歴 : 徐脈性心房細動、II度の僧帽弁閉鎖不全、心不全、高血圧症で、抗血栓 薬とアンジオテンシン変換酵素〈ACE〉阻害薬、利尿薬を内服中である。5年前に 徐脈性心房細動に対し、ペースメーカー植込み術を受けた。 家族歴 : 父が85歳時に脳出血で死亡。母が80歳時に胃癌で死亡。 現 症 : 意識は清明。身長158cm、体重56kg。体温37.6°C。脈拍60/分、整。 血圧120/80mmHg。呼吸数18/分。SpO 98%:room air<。 左下胸部に、打診で濁音、聴診で呼吸音の減弱および胸膜摩擦音を認める。胸部 に圧痛を認めない。心音は、III音と心尖部を最強とするLevine3/6の全収縮期雑 音を聴取する。 心電図:別冊No. 6A<及び胸部エックス線写真:別冊No. 6B<を別に示す。 別 冊 No. 6 A、B 心電図所見として、正しいのはどれか。

問題の図
問題の図

正解と解説

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正解 c

心室ペーシング

5年前に徐脈性心房細動に対してペースメーカーを植え込まれており、心電図ではQRS波の直前にペーシングスパイクが出現し、幅の広いQRS波が続く心室ペーシング波形が記録されます。心室ペーシングでは右室心尖部からの興奮伝播により左脚ブロック型の幅広いQRS波となるため、完全右脚ブロックとは異なります。基礎調律が心房細動であるため洞調律でもありません。

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