必修問題
医師国家試験 第120回 問87
87 / 400
甲状腺機能亢進症でみられない眼所見はどれか。
正解と解説
表示する
正解 b
眼瞼下垂
甲状腺機能亢進症、特にBasedow病では交感神経の緊張亢進により上眼瞼挙筋が収縮し、瞼裂開大と瞬目減少(Stellwag徴候)がみられます。また甲状腺眼症では眼窩内の脂肪組織や外眼筋の腫大により眼球突出と眼瞼腫脹が生じます。これらはいずれも眼瞼が引き上がる方向の変化であり、眼瞼下垂は逆の所見で、動眼神経麻痺や重症筋無力症などを疑う所見です。