状況設定問題
助産師国家試験 第108回 問106
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A さん(38 歳、初産婦)は、妊娠 41 週 0 日、身長 152 cm、体重 80 kg(非妊時体重 72 kg)である。午前 4 時に陣痛発来し、午前 7 時に入院した。現在は入院から 1 時間 が経過し、陣痛間欠 8 分、陣痛発作 30 秒、胎児心拍数陣痛図は reassuring fetal status である。体温 36.6 °C、脈拍 78/分、血圧 134/80 mmHg。尿蛋白(−)、尿糖 (−)、Seitz〈ザイツ〉法(±)。妊娠 40 週 3 日の妊婦健康診査で推定胎児体重 3,500 g、 BPD 9.7 cm、AFI 12.0 cm であった。 A さんは子宮口 6 cm 開大後、陣痛促進のためオキシトシン点滴静脈内注射が開 始された。その後、順調に分娩が進行し、子宮口全開大から 1 時間 30 分で児頭ま で娩出した。引き続き前在肩甲娩出術を試みたが娩出しない。 このときの対応で正しいのはどれか。 2 つ選べ。
正解と解説
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正解 3, 5
恥骨上縁圧迫法を行う。 / McRobert〈s マックロバーツ〉体位をとらせる。
児頭娩出後に肩甲が娩出しない肩甲難産では、まずMcRoberts体位で母体の股関節を強く屈曲させて骨盤の傾斜を変え、恥骨上縁を圧迫して前在肩甲を恥骨結合の下から外す手技を行います。子宮底圧迫は肩甲の嵌頓をかえって強め子宮破裂の危険もあり禁忌です。強い児頭牽引は腕神経叢麻痺や鎖骨骨折の原因となり、オキシトシンの増量も適応外です。