状況設定問題
助産師国家試験 第97回 問42
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在胎41週3日、正常分娩で出生した3,800 g の児。出生直後は啼泣なく、筋緊張も 低下していた。皮膚刺激と口鼻腔吸引を行い、吸引した羊水は混濁していた。出生か ら30秒後、弱い自発呼吸が認められ、心拍数80/分であった。 生後 1 時間から多呼吸、陥没呼吸および呻吟が認められ始め、徐々に呼吸障害が 増悪した。高濃度酸素を投与したが、中心性チアノーゼが認められたため、胸腹部 エックス線撮影を行った。生後 6 時間に撮影した胸腹部エックス線写真(別冊 No. 2)を別に示す。 最も疑われる疾患はどれか。
正解と解説
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正解 2
胎便吸引症候群
羊水混濁があり出生時に呼吸抑制を伴った児が、生後まもなくから多呼吸・陥没呼吸・呻吟を呈して増悪し、高濃度酸素でもチアノーゼが残る経過は胎便吸引症候群に典型的です。胸部エックス線では両肺野に不均一な粗大顆粒状陰影と気腫状変化がみられます。呼吸窮迫症候群は早産児に多く、一過性多呼吸は通常軽症で数時間から1日程度で軽快します。