状況設定問題
助産師国家試験 第97回 問48
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Aさん(38歳、初産婦)。妊娠糖尿病。妊娠中は、自己血糖測定、インスリン自己注 射を行い、食事は6回の分割食とし血糖コントロールは良好であった。3,100 gの児を 正常分娩にて出産し母児同室中である。産褥 1 日。医師からインスリン注射について 「今は使用しなくてよいでしょう。今後は血糖値の変化をみながら使用について判断 していきましょう」と説明があった。 産褥6日。母乳分泌は良好で、授乳は母乳のみで行っている。児の体重は3,150 g、 経過は順調である。1日の摂取エネルギーは1,800 kcal。退院後、食事療法で血糖コ ントロールを行うことになった。 退院指導で適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 4
「母乳を続けた方が、将来Aさんが糖尿病になりにくくなります」― 20 ―
母乳育児は母体の糖代謝や脂質代謝を改善させ、妊娠糖尿病既往女性の将来の2型糖尿病発症リスクを下げることが示されています。授乳によりエネルギーが消費されるため摂取量は状況に応じて調整が必要で、1,800kcalに固定する指導は適切ではありません。授乳時間を人為的に区切る指導にも根拠はありません。